Gamelanガムランするヒト 音楽するヒト 櫻田素子の日記


by motos_terangbulan
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春〜小箱〜春

なんとも唐突な春の訪れに身体がひいひい言っている。
節分でずんっと沈んで、立春にどかんと花開いた感じ。
そして昨日は春一番。
いつもならこの後、また寒くなる筈だが、今年はどうだろうか。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

立春を過ぎたある日、小さな箱をいただいた。
丁寧に包み紙を開き、紙でできたその箱を開ける。
開けた途端にふうっと風が舞い、
中にあった書状を開くと、
透明な哀しみがどっと押し寄せた。
文字をそっと手で撫でる。

深い哀しみの奥には
さらに深く温かい愛がある。
溢れんばかりの愛が、愛おしさが、哀しみを生んでいる。

逝ってしまった人、
壊れてしまったもの、
去らなければならない場、
過ぎてしまった時間、
やり切れない想い。

行き場のない愛を受け止めるのが哀しみ。

そして人は皆、
溢れんばかりの愛を抱えているからこそ、
その哀しみを、苦しみを、共にすることができるのだ。
豊かに満ちている愛を感じるからこそ、
共に涙し、そして、
微笑むことができるのだ。

温かな時が過ぎてゆく。

生まれてきてくれてありがとう、
生まれてきてよかった、
と、
誰もが微笑んでいられますように。

誰もが満ち満ちている愛を
いつでも感じていることができますように。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

春〜小箱〜春_d0143033_1815622.jpg


寒いのは苦手だが、
日本の冬は素晴らしい。
澄んだ空気が天まで突き抜けている。
心が芯まで洗われる。
そして、やってきた春の柔らかな陽に、
ありがとう、
と素直に微笑むことができるのだ。
by motos_terangbulan | 2009-02-14 17:51 | diary 日記