2011年5月15日(日)『おと、めぐる』ライブ・レポート
2011年 05月 31日
あら、2週間前のことですが、Terang Bulan-7+写真家・小原孝博氏+舞踊家・荒内琴江氏のライブ、報告します。
渋谷駅から徒歩10分ほどのインドネシア料理やさん、モンキーフォレスト。
毎週末、さまざまなジャンルのミュージシャンが出演してライブを行うのが恒例。
店長のN濱さんに「年に何回かは入ってほしい」と有り難いお言葉をいただいてまして、久々のガムランonly編成で登場。
小原さんとのジョイントは、2008年4月の池袋りんごやさんでのライブ以来。
彼の"ガムラン愛好熱"は、"ガムラン愛好家愛好熱"によるものではないかと思うくらい、日本のガムラン界全体を応援している、かなり奇特な写真家である。(これは私の観察による個人的見解です、はい。)
さらに、バリ舞踊の荒内琴江は、もともと彫刻家。
自分の身体を彫刻作品として、舞踊という手法で刻んでいる、という強者。実際、バリ島に留学中の2年間に、自らの身体のデザインを変えてしまうほど、鍛錬して帰ってきた。
本番前に、化粧をし衣装を着けている最中から、目の奥に白い光が宿ってくる。
バリ人踊り手にも時々いるが、日本人でこのタイプの踊り手を、私は他に知らない。
こんな濃い2人とのライブは、白熱。
Terang Bulanの演奏は柔らかく、ちゃんと成長を遂げていることを確認。
お見逃しの方は、次回ぜひ。
タルナ・ジャヤ(若き勝利者の舞)いきなり踊りトップ演目にこれで、場内、固唾を飲む。。濃い。。
古典曲シノム・ラドラン。小原氏の生スイッチング。モノクロのバリの人々の写真に始まり、音楽が進み勢いがつき、やがてカラーの花々へ。ラストは桜が咲き乱れる。。。バリ島から日本へ。。
しばらく休憩。
休憩後、琴江嬢の優雅な歓迎の舞。短時間の変身は技のひとつ。
んでもって、小原氏と櫻田のトークタイム。
小原氏のバリに寄せる想いなどメインにお聞きする筈だったが、ガムランのことにも話を向けられ、自分もベラベラと止まらない。
案の定長くなり、、、ゆかりんのゴング合図で終了。。
ありがと〜。
で、登場しましたよ。怪しい仮面のおっさんが。迫力。
トペン・ブジューといいます。とんがった口のお面。おとぼけキャラ。お客様も引っ張り出して何やらやっておりました。
■ガムラン演奏:Terang Bulan 7
櫻田素子 秋山ゆかり 田中沙織 錦織照子
根岸久美子 若林康明 渡辺泰子
終了後、お客様とお話ししたり、飲んだり食べたり。
ありがとうございました!!
次回Terang Bulan@渋谷モンキーフォレストは、11月20日(日)です。
*小原さんがこのライブの翌日とその後に書かれたブログも是非お読みください。連続ものこちらとその続き、2、3、4。
by motos_terangbulan
| 2011-05-31 15:36
| live report ライブ・レポート